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■設 計: 八木佐千子+NASCA
■用 途: 別荘
■構 造: W+RC
■規 模: 地上2階
■敷 地: 467.25m2
■延 床: 73.67m2
■竣 工: 2004.7
■掲 載: 住宅特集0508
敷地は一面コナラやブナなどの落葉雑木林。西の甲斐駒ヶ岳連峰方面に向かっての急斜面である。ここに間口三間半、奥行き4間半のコンクリートの床を浮かせ、そこにわずかな曲面の勾配屋根の小箱を載せた。留守を想定すると、小箱は全部閉じていたい。そして、人が居るときだけ全面開く雨戸であり、テラス床にもなる跳ね橋のようなテラスをつくろうと考えた。これは防犯上も、テラスの木デッキを雨ざらしにしないための維持管理状も大変有効である。そんなことにより、まるで冬支度をした山小屋の山開きに似たようなワクワク感が毎度ある。木箱は敷地斜面に沿って素直に真西向きに建てることにした結果、テラス面と地盤とは4.5mもの落差となり、まさに空中に浮かんで木々の枝葉の中に居るような場所が出来た。
